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2014-08-27

(本)稲盛和夫の実学―経営と会計

そういえば最近たくさん本を読んでいたにも関わらず、アップしていないことに気付き、慌ててアップします。

稲盛和夫さんとは?

言わずと知れた京セラや現KDDIの創業者です。
偉大な経営者が、経営の肝である会計について書いた本です。

会計の知識がなくても読める

技術畑出身の稲森氏は、当初会計の知識はほとんどなかったようです。
その氏が難解な会計の専門用語をはほとんど使わずに、経営とは、会計とはについて説いています。
(説いている、という表現が正しい感じ)
経営と会計のことが非常によく分かる内容になっています。

会計の常識にとらわれることなく

氏は本書の中で、会計の常識にとらわれるよりも、原理原則にさかのぼって、徹底して考えることの重要性を説いています。

物事の判断にあたっては、つねにその本質にさかのぼること、そして人間としての基本的なモラル、良心にもとづいて何が正しいのかを基準として判断をすることがもっとも重要である。

企業の会計は、この「売上を最大に、経費を最小に」という経営の原点を経営者が効率よく追求できるようにしたものであり、しかもその成果を明瞭に表現しているものでなければならない。

キャッシュフローの重要性を説いている

近年ではキャッシュフローの重要性は誰もが知るところですが、アメリカでは貸借対照表や損益計算書と並んで、「キャッシュフロー・ステートメント」が、正規の決算報告として位置づけられているところ、日本ではまだ上場企業以外は作成が義務付けられてはいません。
氏は2000年の本書発売以前からキャッシュフロー経営に取り組んでおり、本書の重要性を説いています。
(上場企業のキャッシュフロー計算書の作成が義務付けられたのが2000年3月なので、たまたまホットだったのかもしれませんが)

経営はあくまで原点のキャッシュベースで考えるべきである。

その他にも

経営者が遵守すべきことが詰まっています。

  • 経営者は必要に応じ使えるお金、すなわち自己資金を十分に持てるようにしなければならないのである。そのためには、内部留保を厚くする以外に方法はない。
  • 固定費は増やすまい、減らそうと、つねに意識していないと、あっという間に増加し、企業の体質を悪化させてしまう
  • 一斗樽でまとめて買えば安くなりますと言われても、今必要な一升だけを買うようにしてきた
  • 「何を頼りに経営していけばよいのか、拠りどころとなるのはいったい何なのか」ということを真剣に考え続けた。悩み抜いた末に「人の心」をいちばん大切にすべきだということに思い至った。「何を頼りに経営していけばよいのか、拠りどころとなるのはいったい何なのか」ということを真剣に考え続けた。悩み抜いた末に「人の心」をいちばん大切にすべきだということに思い至った。
  • 人の心を無視して経営はできません。目標設定の問題はまさに人の心をどうするかの問題です。

アメーバ経営

稲盛氏の代表的な経営手法として[アメーバ経営]があります。
今、その書籍も連続して読んでいますので、追ってアップします。

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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