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2014-12-10

(本)USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?V字回復をもたらしたヒットの法則 *森岡 毅

[プロフェッショナル 仕事の流儀]の森岡毅さん出演回を観て、非常に面白かったので著作を読んでみました。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? V字回復をもたらしたヒットの法則 (角川書店単行本)

どんな本?

外資系のヘアケア製品のマーケターだった森岡毅さんが、窮地に立たされたユニバーサル・スタジオ・ジャパンにやってきてV字回復を果たした、そのストーリーと、V字回復のカギとなった「アイディア」の出し方(フレームワーク)について書かれた本です。

森岡毅さんのプロフィール

森岡 毅(もりおか つよし) 1972年生まれ。神戸大学経営学部卒。96年、P&G入社。日本ヴィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネージャー、ヘアケアカテゴリー・アソシエイトマーケティングディレクター、ウエラジャパン副代表などを経て、2010年にユー・エス・ジェイ入社。革新的なアイデアを次々投入し、窮地にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させる。12年より同社チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、本部長。

イノベーション・フレームワーク

著者の中で森岡さんは、ヒットを連発したアイデアの発想法のことをイノベーション・フレームワークと呼んでいます。

柔らかくも面白くもない私の頭の中から出てきたこの3年間のアイデアは全て、ある発想法によって生産されています。それは実は誰にでもできることなのです。私はそのアイデア発想法を「イノベーション・フレームワーク」と呼んでいます。 天才的な右脳人間になれなくてもいいのです。常識的に物事を考える凡人ならではの強みを活かせば、必ず最高のアイデアに辿りつくのです。このイノベーション・フレームワークを使えば、天才から凡人の手にアイデアを取り戻すことができます。

具体的には、次のようなフレームワークを用いて、アイディアを出しているとのこと。

  • 戦略的フレームワーク
  • 数字的フレームワーク
  • マーケティング・フレームワーク

それぞれのフレームワーク、特に戦略的フレームワークのやり方・順序などについて丁寧に解説されています。
端的に言うと、フレームワークを使うことによって、発想されるべきアイデアが満たさなければならない必要条件を明確にし、方向性を絞り込んで、アイデアを導き出すというもの。

まとめ

フレームワークを使えば誰でもアイデアが出るように書かれていますが、森岡さんはマーケティングの専門家であり、データ解析のプロフェッショナルですので、「よっしゃ!僕にもできる!」とは思えませんでした(笑)。
しかし、何を解決するためのアイデアなのか目的を明らかにし、成功のために満たされるべき条件を整理し、方向性を絞り込み、範囲を狭めてからアイデアを発想するという、そのプロセスは非常に参考になります。
大ヒット、とまではいかないものの、このフレームワークを使えば、正しい意思決定には役立ちそうです。

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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