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2015-06-30

「ミッション」を考えてみよう!

皆さん、自らのミッションについて考えたことはありますか?

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ミッションとは?

ミッションとは、

ラテン語のmittere(ミッテレ。送る、つかわす)から派生した語であり、人や人のグループに与えられた、特に遠方の地へ行き果たすべき役割。使命、任務。
wikipedia「ミッション」

NPO法人は営利を目的としない法人ですので、営利以外に何かしらのミッションやビジョン、目的があるということが前提になっています。
NPO法人設立の場合、定款の3条の「目的」や設立趣旨書に記載します。

ミッションについて考えてみる

非営利のミッションについてわかりやすく説明しているのが、ドラッカーの書いた下記の本。
経営学の巨人として知られるドラッカーですが、NPOの本も書いています。
出版されたのはかなり前ですが、今読んでも示唆に富んでいます。

この本を参考に、ミッションについて考えてみたいと思います。

なぜミッションが必要か?

対外的には、何をする団体なのか、どこを目指している団体なのかを知ってもらうものです。
対内的には、団体の構成員が、何に貢献するために行動すればいいのかを理解する指針となります。

ミッションは行動本位

ドラッカーはミッションは行動本位でなければならないと言っています。 当たり前ですが、言葉がかっこいいだけでなく、NPOが行おうとしている活動に即したものでなくてはならないということ。

ミッションに意図を詰め込み過ぎない

ミッションから、目標と行動を具体的に決定していくことになるので、ミッションは極力シンプルかつ明確であることが求められます。

ミッションを立てるために必要な3つのこと

ドラッカーが言っていることを噛み砕いてみますと、次の3点になります。

ニーズ・機会を知ること

誰からも求められていないミッションを果たしても仕方ありません。また、今がそのミッションが果たされるべき機会かどうか、考える必要があります。ドラッカーは「機会」とまとめています。

自分たちの強みに合っていること

自分たちだからこそできることなのかを考える必要があります。新しい価値観を提供しミッションを果たすには他より卓越している必要があるからです。ドラッカーは「卓越性」とまとめています。

ミッション達成の価値を信じること

ミッションが達成することによる生まれる公益が価値のあるものだと信じていれるかということ。ドラッカーは「コミットメント」とまとめています。

小括

ドラッカーはミッションには、

  • 機会
  • 卓越性
  • コミットメント

の要素を織り込まなければならない、とまとめています。

ミッションの例

認定NPO法人育て上げネットの例

若者の就労を支援している育て上げネットのミッションは、

若者と社会をつなぐ

NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会の例

NPO法人制度の黎明期から認定NPO法人制度の創設、NPO法人会計基準の策定や、日本ファンドレイジング協会の創設などに取り組んできたシーズのミッションは、

市民活動を支える制度をつくる。それにより人々の社会を変える力を強くする。

認定NPO法人フローレンスの例

病児保育や障害児保育に取り組むフローレンスのミッションは、

親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する

認定NPO法人かものはしプロジェクトの例

児童買春の問題に取り組むかものはしプロジェクトのミッションは、

児童買春問題という問題を解決すること

どれもシンプルで明確で、それだけで活動内容がイメージできます。
どのNPOも上記のミッションを軸に様々なメッセージを発信しています。

ちなみに

私のミッションは、

お客様がお客様のミッションを達成すること

です。

行政への手続きを通じて多くのNPO等の立ち上げフェーズに関われるという「機会」があり、行政書士という専門資格のアドバンテージ(「卓越性」とまでは言えないですが…)があり、お客様のミッション達成=社会課題の解決に、間接的ながら寄与できるという「価値を信じて」います。

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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