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2016-10-12

法人口座、どこに、どう作る?口座開設時の注意点まとめ

起業し、法人を立ち上げたら、まずやることとしては銀行口座を開設することだと思います。
銀行はどこにしたらいいのか?口座はひとつでいいのか?そもそも口座作れるのか?

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日々入出金の管理をする法人口座をどこに作るのかは、当然日常業務に影響します。
金融機関ごとにその使いやすさや手数料が異なりますので、注意が必要です。
弊社行政書士法人GOALが2014年10月に法人化し、法人口座を開設した際の体験談も含めてシェアします。

法人口座を作る上での注意点

口座開設を申し込んでからの期間

起業したら、一日も早く自分の会社の名義の口座がほしいところ。
ところが、某都市銀行は口座開設に結局1ヶ月かかりました。
さらにキャッシュカードができるまでにも1〜2週間時間がかかります。
ジャパンネット銀行は2週間前後と言われ、実際に2週間前後でカードが届きました。
一方、某地元信金さんは即日発行。

弊社はまず謄本ができ次第、地元信金さんで口座を作りました。

複数口座を持っている場合には要注意

金融庁からの指導(犯罪収益移転防止の目的)で、同一代表者で複数の口座を持つことに制限をかけています。実際、弊社も個人事業主時代からの口座が複数あったため、某都市銀行では口座が開設できませんでした。
同じ金融機関に、個人の口座や、自身が代表者の口座を持っている場合には口座開設できない可能性がありますので注意が必要です。

必要書類

申込には会社の謄本(履歴事項全部証明書)、代表者の身分証、銀行によっては法人の印鑑証明書などが必要です。金融機関によって、必要書類は異なります。HPに書いてある書類と、支店で求められる書類が異なるケースもあります。事前に窓口に電話をし、必要書類を確認してから出向くようにしましょう。

オフィス形態によっては口座が作れないことも

金融機関によっては、事務所の実地確認が必要となります。
固定の席がなく自由に席が決められる、いわゆるフリーアドレスのレンタルオフィス(インキュベーション・コワーキングスペース・バーチャルオフィス)の場合、金融機関(特に信用金庫・信用組合)によっては口座開設ができない恐れがあります。

事前に窓口に電話して確認を

事前に支店に電話をして、以下について確認をしてから出向くようにしましょう。

  • 法人口座開設までの期間
  • 法人口座開設の流れ
  • 必要書類

法人口座をどの銀行に開設するか?

選択肢としては、大きく分けると次の4種類があります。

都市銀行
(メガバンク)
三井住友銀行、みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、りそな銀行 など
地方銀行
(地銀)
横浜銀行、静岡銀行、スルガ銀行、群馬銀行 など
信用金庫・信用組合 城南信用金庫、西武信用金庫、城北信用金庫、多摩信用金庫、芝信用金庫、第一勧業信用組合、共立信用組合 など
ネット専業銀行 ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行 など

上記のどこに口座を開設したらいいでしょうか?

まずは信金・信組、または地銀

上記の通り、メガバンクは開設までに時間がかかるところが多く、一方、比較的信金・信組は早い。
ですので、まずは信金・信組で作ります。ひとつ口座ができていればとりあえず安心です。
金融機関によって口座開設までの期間や流れ、必要書類は異なりますので、事前に確認をしてください。

次にネット専業銀行

次にネット専業銀行。
ネット専業銀行は次のような点で比較的使い勝手がいいと言えます。

  • 振込手数料やATM手数料が安い。
  • 複数口座が持ちやすい。
    (用途によって口座を使い分けることが可能)
  • VISAデビット機能付きカードがついてきたり。
    (法人設立直後は法人カードは作りにくいので便利)

なので、弊社も信金の次にネット専業銀行で口座を開設しました。

ですが、次の点には注意が必要です。

  • 「支店名がふざけている!」と感じる人もいる。
    (「すずめ支店」とか。僕はいいと思うけど)
  • 口座振替が使えない場合がある。
    (公庫の融資の返済は出来ません)

ですので、業種によっては他の金融機関との併用が必要となります。

最後に都市銀行

銀行振込がメインの入金方法であるビジネスの場合には、やはり振り込む側の利便性や安心感(信頼感)を考えると、都市銀行の口座は必要です。弊社の場合も、やはりお客様のことを考えて、某都市銀行に口座を開設をしました。
上記金融機関に比べると比較的口座開設に慎重というか、時間がかかることが多いので、最後にトライすることをお勧めします。

法人口座のネットバンキング

個人のネットバンキングと、法人のネットバンキングでは異なる部分が多く戸惑いました。

無料でないところも多い

大手都市銀行は2100円/月の使用料がかかるところがほとんど。
ネット専業銀行(ジャパンネット銀行や住信SBIネット銀行など)は無料です。

Macが使えないところもある

三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行などはMacは使えません。
その他にもMacが使えない銀行もあるかもなので、Macユーザーの起業家は事前に確認が必要です。

セキュリティー

今はワンタイムパスワード(トークン)を使うところが多いようです。
振込時の認証が厳しいところは、安心でもあり、不便でもあります。

24時間使えないところも

夜中に入金確認しようと思ったらできない、ということもあります。
ネット専業銀行は365日24時間利用できます。

まとめ

業種・業態によって、法人口座の使い方もそれぞれだと思います。また、金融機関によって、使い勝手や手数料が違います。

複数開設しておいて、入金用、出金用、給与振込用など、用途に応じて使い分けるのもいいのではないでしょうか。

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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