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2014-04-25

いまさら聞けない【資本性ローン】についてのまとめ

こんなニュースをみかけました。

日本政策金融公庫は21日、2014年4月より国民生活事業本部創業支援部内に「ベンチャー支援グループ」を設置するなどして、ベンチャー支援体制を強化したと発表した。 〜 中略 〜 同社は併せて、ベンチャー企業を対象とした融資制度「資本性ローン(挑戦支援資本強化特例制度)【新事業型】」の2013年度の融資実績が、小規模事業者向けで101社(17億円)、中小企業向けで563社(497億円)と、社数、金額ともに過去最高となったと発表した。

この資本性ローンとは何でしょうか?

資本性ローンとは?

借入は通常、B/S(貸借対照表)上は「負債」にあたります。
債務が増えれば金融機関の評価としては下がります。
ですが、【資本性ローン】の場合は借入であるにもかかわらず「自己資本」とみなすことができます。
ですので、ローンなのに、「資本」性というわけです。

日本政策金融公庫の挑戦支援資本強化特例制度のポイント

日本政策金融公庫の資本性ローン(挑戦支援資本強化特例制度)のポイントを整理します。

期限一括返済(償還)

返済期限(償還日)まで、借入金の元本の返済がありません。 そのため、資金繰りの改善には非常に有効とされています。 なお、利息は毎月払います。

自己資本とみなすことができる

本来は負債であるところ、金融検査上、自己資本とみなされます。 ですので、他の民間金融機関に対する信用力がUPします。

全ての債務に劣後する

たとえば倒産に陥った場合、債務の償還順位が、その他の債務に劣後します。 ですので、他の金融機関が追加の融資をしやすくなります。

利益に応じた金利

業績がよければ金利が高くなり、業績が悪ければ低くなります。

無担保・無保証人

無担保・無保証人ですが、その分、審査ではそれなりに突っ込んだ質問をされるようです。

既存の取引がなくても利用できる

日本政策金融公庫の場合、既存の取引がなくても、新規に申し込むことができることもメリットのひとつです。

 まとめ

非常にメリットが多いように思うこの制度ですが、誰もが利用できるものではなく、新規開業の場合には、技術・ノウハウ等に新規性がみられる資金に限るなど、範囲が限定的ではあります。 気になる方は日本政策金融公庫のHPをご参照下さい。

実際に利用された方の声も非常に参考になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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