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2015-01-26

金融庁の金融検査マニュアルが一部改定*スタートアップ・中小企業への影響は?

金融庁の金融検査マニュアル(預金等受入金融機関に係る検査マニュアル)の一部が改定されました。

金融検査マニュアル(預金等受入金融機関に係る検査マニュアル)

金融検査マニュアルとは?

金融庁が銀行等の金融機関を検査する際の手引書のことです。
検査項目は下記事項について、多岐にわたり、詳細な判断基準が示されています。

  • 経営管理(ガバナンス)
  • 金融円滑化編
  • リスク管理等編

わかりやすい例としては、半沢直樹。
片岡愛之助が演じるオカマの「金融庁検査局主任検査官」黒崎が、半沢の銀行に押しかけてきて、半沢に迫るあのクダリを思い出してください。

アレは金融庁の金融検査マニュアルに基づいて、債務者区分についての議論(?)でした。

金融庁から検査を受ける際に備えて、検査マニュアルに基づいて金融機関は融資業務等を行っているので、金融機関から融資を受ける企業も当然に影響を受けます。

今回の金融検査マニュアルの一部改定

もともと金融検査マニュアルは不良債権の増加を防ぐことを主な目的として作成されました。
しかし、一方で、金融検査マニュアルを重視するあまり、経営再建中の企業などに対しての融資が滞りがちとの指摘が増えていたところ。
そこで、金融庁は、金融検査マニュアルを改定し、「収益回復の可能性が高ければ債務者区分を正常先と分類してよい」と明らかにしました。

中小向け運転資金、銀行が出しやすく 金融庁が検査指針改定

銀行が中小企業に運転資金を出しやすくなる。金融庁が20日、銀行検査の指針となる「検査マニュアル」を改定。一時的に債務超過に陥っている中小企業向けでも収益回復の可能性が高ければ運転資金の融資を正常な貸出債権と分類してよいと明らかにしたためだ。経営再建中の中小企業などに恩恵が広がりそうだ。
(日本経済新聞 2015/1/20 21:54)

 

金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕 新旧対照表 

債務者区分とは?運転資金とは?

詳しい用語の説明については、追ってエントリさせていただきます。

まとめ

取引開始から一定期間(取引開始から1年〜)を経過すると、その業況により、銀行・信金等と短期(返済期間が1年以内)でのお付き合いができます。
日本政策金融公庫には短期がないので、その点は他の複数の金融機関とお付き合いしておくメリットのひとつです。
今回の金融検査マニュアルの一部改定より、中小企業は運転資金の融資を受けやすくなります。
経済の活性化が期待されます!

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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