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2014-04-29

5月1日からスタート![東京都動産・債権担保融資(ABL)制度]をチェックしよう

融資の担保というと不動産が真っ先に思い浮かびます。
地域金融機関の場合、融資の担保の 9 割超が「不動産担保」 と言われています。
ですが、東京都で、5月1日から、不動産以外の動産や債権を担保として事業資金の借り入れができる[東京都動産・債権担保融資制度がスタートします。

東京都では、都内中小企業のみなさまに新たな資金調達の手段を提供するため、中小企業が保有する幅広い動産や債権を担保として活用できる「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」を創設し、5月1日から取扱いを開始します。
(東京都産業労働局HPより)

※ABL・・・Asset Based Lendingの略。流動資産一体担保形融資などと言います。

東京都の補助が受けられる

保証料や担保物件の評価費⽤等、借⼊れに必要な経費の⼀部を東京都が補助してくれます。
以前から不動産担保や第三者保証人に頼らずに資金調達として、信用保証協会の流動資産担保融資保証制度などがありますが、今回スタートする制度では、東京都から保証料等の補助が受けられる点がポイントです。
機械・設備の場合は融資額の4%、売掛債権・在庫の場合は融資額の3.5%を上限として、必要経費の2分の1の補助が受けられます。
中小企業者(次ページ参照)のうち、従業員数が製造業等は30人以下、卸・小売・サービス業は10人以下の小規模企業者の場合には全額の補助が受けられます。

多様な動産や債権を担保に

担保に設定できるものは多種多様です。
トラック、バス等の車両、クレーン、ブルドーザー等の建設機械、旋盤、マシニングセンタ等の工作機械、その他印刷機、フォークリフト、プラスチック成形機等の動産をはじめ、売掛金、受取手形等の売掛債権、商品、製品、原材料等の在庫も対象となります。

担保の種類ごとに専門機関が評価

担保の種類ごとに専門機関が動産や債権の評価等を行い、取扱金融機関が融資しやすくなるようサポートするというのも特徴的です。

融資条件等

上限額

1企業当たりの借⼊額は、最⼤で2億5千万円です。

機械・設備を担保とする場合

⻑期資⾦(7年以内)の借⼊れとなります。

売掛債権・在庫を担保とする場合

短期資⾦(1年以内)の借⼊れとなります。

融資の流れ

おおまかな融資の流れは次の通りです。

  1. 金融機関に相談
  2. 動産や債権の評価
  3. 融資実行
  4. 担保物件のモニタリング

まとめ

東京都内であれば、 建築業、運送業、卸売業など、様々な業種の方が利用できる融資制度です。
資金調達の1つの選択肢として、検討してみてはいかがでしょうか?

このブログを書いているのは

創業サポーター・行政書士
若林哲平

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